
独立美術協会の独立展が国立新美術館で行われている。
絹谷幸二が会長の大きな会である。
二科展が、会長の織田広喜に似た作品が多いのと同様、絹谷幸二もどきの作品が数多く並んでいた。絹谷の作品は、いつも注目しているが、今回の作品はいまいち迫力が感じられなかった。絵画以外の仕事が忙しすぎて、集中できていないのではないだろうか。人気者はつらいという印象。
長い間、マネキンを描き続けている石井武夫(画像参照)、最近の作品にはマネキンと一緒にヌードを描くようになっているが、なぜなんだろう。偉い先生になったので、ヌードを描きたくなったのだろうか?疑問に思う。
昨年の作品(画像下)は、前に立つ男性の影の部分など、絹谷幸二のような描き方をしているが、まずまず。しかし、一昨年の作品(画像上)は、「いけません」。人物の描き方が弱々しく、色彩もいまいち。
今年の作品は、後ほど掲載。
敬称略
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